若返り=リバースエイジングとは?と検索すると
リバースエイジング(英語: Reverse Aging)は、幹細胞を使用して何らかの形で体内の成体細胞を置き換え、疾患や老化を体内で進行させないようにすることとされる。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/リバースエイジング
とWikipediaで見ることができます。
若返りには『幹細胞』を活用することが必須であるという訳なのですが、そもそも幹細胞って皆さんどんな細胞かご存知ですか?
まずは幹細胞を詳しく知る
幹細胞という言葉は巷で浸透してきましたが、幹細胞というものを詳しく知る人はほとんどいないと思います。
これまで、私たちは学校の理科の授業で細胞について習ってきたわけですが、さらに詳しくとなると、高校で「生物」の授業を履修したり、大学の専門課程で学ぶ機会でもないと知らないことばかりです。そして、これまでの勉強はテストで正解するために言葉を覚えるというのが基本でした。
なので、改めて若返りのために学び始めると、自分の身体のことなのに、何も理解していなかったんだということに気がつくことでしょう。
細胞についてはこちらの記事に詳しく解説しています。
幹細胞とは?
幹細胞(かんさいぼう、stem cell)は、分裂して自分と同じ細胞を作る(Self-renewal)能力(自己複製能)と、別の種類の細胞に分化する能力を持ち、際限なく増殖できる細胞と定義されている。発生における細胞系譜の幹 (stem) になることから名付けられた。幹細胞から生じた二つの娘細胞のうち、少なくとも一方が同じ幹細胞でありつづけることによって分化細胞を供給することができる。この点で分化した細胞と異なっており、発生の過程や組織・器官の維持において細胞を供給する役割を担っている。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/幹細胞
こんな風に説明されると、何が何だかさっぱりだと思います。わざわざ難しく説明する必要もないのにと思うので、ここから簡単に説明しますね!
幹細胞とは、私たちの身体にある細胞の新陳代謝の源になる細胞です。
細胞が入れ替わるということは、皆さん知ってますよね?
(リンクは分かりやすく説明されてますが、申し訳ないですけど情報が実は全部は正確でなく…ほどほどに読まれてください。)
この細胞の入れ替え(新陳代謝)の「新しい細胞」を作るというのが、幹細胞というわけなのです。
幹細胞は年齢と共に減少する
皆さんご存知の通り、新陳代謝が活発なのは子どもの時。成長するための細胞増殖に、幹細胞は一番活躍します。身体のサイズを大きくすることや臓器の形成をしていくために、幹細胞はもの凄いスピードで新しい細胞を産み、細胞を増やしていきます。
幹細胞の役割のほとんどが、私たちが成熟するためにあると言っても過言ではないほどで、10代までの間に90%が使用されます。
細胞は入れ替わると言うけれど、年齢を重ねると入れ替わることが難しくなる。
私たちの細胞は、20歳〜25歳までのわずか5年間というピークを迎えると、それ以降、残りの10%の幹細胞が、それから死ぬまでの期間の新陳代謝や自然治癒力に使われますが、細胞の数は増えることなく、年々減少していきます。
幹細胞が新しい細胞を作るスピードが遅くなるため、新陳代謝のスピードは遅くなり、古い老化した細胞が身体の中に増えていくのです。
これこそが、自然治癒力の低下であり、見た目や身体の機能の老化の原因です。
幹細胞の数が減少することは自然の摂理ではありますが、この幹細胞の減少を食い止めたり、弱まった幹細胞を活性化することで、自然治癒力を高め、若返りを目指すことは可能です。
若返り、不老長寿はこれまでの情報だけでは実現しない
先ほどのサントリー健康情報レポートに記載されていましたが、老化のスピードは遺伝的要因が2割で環境的要因が8割と一般的に言われていますが、実はそのどちらもの差は年齢を重ねることでほとんどなくなると言われています。
健康に気をつけた生活を送る人が増えているのにも関わらず、健康寿命はさほど伸びていないという事実に、それが現れていると理解してください。
この事実から、これまでの健康情報と実践だけでは、若返りは不可能であるという事が明確ですね!
若返りを目指すには幹細胞を増やしたり、活性化することが必要
幹細胞は普通は増えることはありません。
・自己複製 細胞分裂の周期を多数経ても、未分化状態を維持する能力。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/成体幹細胞
・分化多能性 特定の細胞型しか作り出せない単能性の細胞と異なり、さまざまな細胞型の子孫を作り出せる能力。
幹細胞は新しい細胞を産み出す源なので、幹細胞自体が分裂、増殖を起こすことは成人してからはほとんどないため体内で自然に幹細胞を増やす事は現状では想像できません。
幹細胞を増やす方法が幹細胞治療
体内で自然に増やすことができない幹細胞ですが、体から抽出して、人工的に培養することが可能で、その培養して増やした幹細胞を静脈点滴で投与することが幹細胞治療です。
治療という言葉が使われるのは、実は日本語だけ。日本の国内では病気の人しか行うことができないからです。
世界的には幹細胞投与は、施術(TreatmentやTherapy)と言われています。
静脈点滴は医者ではなく、看護師でも行うことができますし、わざわざ無機質な病院でやる必要もないため、顧客は自分の好きな場所を指定して行います。
日本人も海外では、自由な施術を行うことができますので、医療ツーリズムとして求められています。
日本にいながら誰でもできる若返りは幹細胞の活性化
幹細胞は通常の細胞と違って、テロメア(細胞の寿命)が長く、ゆっくりと分化するため、幹細胞の寿命は実は長いのです。
Br J Cancer. 2007 Apr 10; 96(7): 1020–1024.
Telomere and telomerase in stem cells
Published online 2007 Mar 13. doi: 10.1038/sj.bjc.6603671
PMCID: PMC2360127
PMID: 17353922
E Hiyama1,and K Hiyama2
しかし、年齢を重ねた人の幹細胞は、老化をしていたり、幹細胞の居場所であるステムバイタルエリアが減少して、居場所を失い休眠しています。
このステムバイタルエリアを再生させたり、老化した幹細胞を若返らせることは、最新の老化研究の様々な情報から実現することが可能であると言われています。
これまでの情報から最新の情報へ常識を入れ替えて行きましょう
若返りを目指す皆さん!
健康も若さも美容も、これからの時代は「知性」です。
リジェラボ!では、最新の老化研究に基づく若返りのための情報を提供しています。
そして、どのように実践すれば若返りが実現できるのかを日々研究しているのが再生研究所【リジェラボ!】です。
知識と実践が合わさって初めて、若返りを目指すことができる!!
これから、具体的な実践方法についても報告していきますので、ぜひお楽しみにされてください。